今回は、休み時間に行う、地震対応の基礎訓練。生徒に知らせずに行いました。休み時間なのにさすが3年生、最も冷静に、落ち着いて対応できていました。まずは自身の身を守る行動。
その後、放送の指示に従い、避難場所である体育館へ集合。とても整然としていて、「さすが中学生」という態度でした。
◆以下に、学年ごとに行った防災学習の様子をご紹介します!
【1年生】119番通報訓練実際、119通報をしてきた方は、気が動転していて正しく情報を話せないことも多いそうです。今回は1年生、119番通報の練習を行いました。
実際に、消防署員さん相手に通報の訓練をしました。やってみると、冷静に正しく情報を伝えるのって、難しいものです。
【2年生】心肺蘇生&けがの応急手当実習用のお人形を相手に、心臓マッサージについて学びました。
胸骨圧迫には、とても力が要ります。周りの人々が協力して、救急隊員の到着までがんばることが求められます。
一方で、止血や骨折に対応する応急処置訓練も行いました。日本赤十字から、指導員さんが来てくださいました。
骨折時には、添え木代わりに新聞紙なども使えると分かり、勉強になりました!
【3年生】緊急時の傷病者運搬物干しざおのような棒と毛布があれば、人を運ぶ担架が作れると教えていただきました。
「けっこう力がほしいです。」・・・運ぶ側も大変ですが、運ばれ役の生徒も最初は不安だった様子です(落っこちないか…)。
担架が作れなかった時の、傷病者の運び方も教わりました。
◆生徒はたいへん真剣に実習に参加してくれ、とても成果のある研修会になったと思います。
◆本校教頭先生が避難訓練で繰り返し話している「共助」を具体的な形で学んだ避難訓練&防災学習でした。