10/18(金) 「やればできる」は幻想だろうか?
「やればできる」は、都合のいい幻想だろうか?私も若いころ「いくらやってもできないよ!」「あ~簡単に英単語を覚えられる人がうらやましい!」と、英単語再テストを受けながら何度思ったことか(笑)。
さて先週と今週、中部中では「スペリングコンテスト」(英単語テスト)に力を入れました。
この2回でグンと得点を向上させた人や連続満点を取った人が多数いて、生徒諸君のがんばりを感じているところです。
さて、私たちヒトは、何事も繰り返し練習して身につけていく生き物です。ですから基本的には、「やればできる」と信じたい。
その一方で「1度見れば英単語を覚えてしまう人」もいれば、「10回書いてもなかなか覚えられない人」がいることは、経験的に誰もが知っている事実です。つまり、人には得手不得手がある。
ただし、私の周りには英単語を覚えるのが苦手でも計算がすごく得意だった友達や、球技がすごくうまかった友達がいました。
つまり、「あれは苦手だけど、これは得意」ということがフツーにある、それが人です。
そう考えると、苦手なことにぶち当たっても、その苦手も含めていろんなことに努力を続けられる人が、結局は自分の才能を伸ばせるという考えに達します。
ですので結論!特に育成年代では「やればできる」と思って努力を続けられる人が、結局は成長する!…のだと思います。
◆興味を持ったことや知りたいことに向かってどんどん自分で探究していく姿、これこそが本来の「学び」。それを将来、自由に行うための基礎固めをしているのが小中学校年代と捉え、中部中では「基礎力」の充実にも力を入れていきます!