11/27(月) 本当に「分かる」ために必要なこと2つ
実際、教室で一度授業を受けたからといって知識や技能が一発で身につくわけがなく、それができる人は天才でしょう。
普通は、予習をしてきて授業に臨むとか、授業の後で復習するとか、繰り返し練習するとかして、ようやく「分かる」状態になります。
では、本当に「分かる」ためにはどうすればいいのでしょうか。これは昔から言われていることですが、次の2つができる状態が「分かった」状態だと思います。
一つ目は、「友達に教えられる」ということ。だから学校での生徒同士の教え合い、学び合いが大切なのです。
二つ目は、「自分で問題が作れる」ということ。問題が作れる人は、もうその知識が分かっている人、ということだからです。
考えてみれば、「人に教えられて」「問題を作成できる」って、先生のことですよね。つまり、生徒が授業で習った知識について自分で練習して、「ミニ先生となる」ことができれば、「分かった」と言えると思います。
ブログを見てくれている生徒さんがいたら、今週のテスト準備期間には「友達に教えることができる」「問題を作ることができる」ことを目あてに勉強してみてはいかがでしょうか。
◆生徒諸君、志を高く持ってください。若い君たちの脳は、無限にものを学びます。この最高のチャンスを、最大に生かしましょう。健闘を祈ります。