本日の給食【10月13日(木)】
【menu】さつまいもごはん・きのこ汁・ふくいサーモンフライ・うの花・のり酢和え・大根煮付け・牛乳・みかん
今日は「ふくいブランド給食」ということで『ふくいサーモン』のフライが出ました。
サーモンといえばノルウェーや南米など遠洋でたくさん獲れ、市場で多く出回っています。一般的に海で養殖されるトラウトサーモンは水温が20℃以下の冷たい海でしか育たないと言われます。そのような厳しい条件の中、福井県では冬の海の低水温環境をいかしたトラウトサーモンの養殖事業を2014年から開始しました。
名水の町としても知られるお隣、大野市の淡水の養魚場で卵をふ化し約1年間過ごした後、海水温が16℃を下回る12月ごろ、福井県内の4か所の港(福井、美浜、小浜、大飯)に移し徐々に海水に慣れさせます。ここが一番の難関で、水温や塩分濃度などの環境変化に魚が対応できるかが鍵となります。はじめの頃はこの馴致(じゅんち)がうまくいかず生存率が約半分になってしまったこともありました。その後、研究・改良が重ねられ様々な問題をクリアしながら生産。手間暇かけて育てたこだわりの「ふくいサーモン」が生まれました。見ためが鮮やかなサーモンピンクで、もっちりとした肉質と上品な脂ののりは海外産の上質なサーモンにひけをとりません。
今日初めて給食の放送で「ふくいサーモン」の誕生秘話を聞き、ますます「ふくいサーモン」の魅力を感じました。お味は…それはもう、天下一品です。